苗の準備
3月末から4月頭にかけて、5月の田植えに向けて、お米の種籾の芽出し作業、籾まきをしました。
芽出しは田舎でやりたい作業ではありますが、仕事の関係で広島市内に戻ってやりました。
今年の品種は、コシヒカリ、ササニシキ、ヒデコモチ(もち米)です。
昨年作った、朝日は、地域の気候に合わなさそうなので、断念しました。
まずは、塩水選と湯温消毒をしてから浸種作業を行いました。



広島市内の水温が若干高めで、13℃程度で浸種したいのですが、水を入れた瞬間から15℃で始まり、半日以上経過すると20℃くらいになってしまいました。
積算温度100℃くらいが目安なのですが、74℃で一部芽が出始めてしまいました。
仕方がないので、催芽に切り替えて、予定よりも早く終了です。洗濯機で脱水して冷蔵庫に保管し、後日田舎に運びます。
この作業は、昨年も同じような状況になってしまったので、地域的に理想的な温度で作業することが難しそうです。
田舎では、籾まき作業をして、プール育苗予定場所に苗箱を並べました。



水やりをしてシートを被せて芽が出るのを待ちます。
4月第一日曜日最初のこの時期は、地域の皆さんと田んぼの水路の溝掃除の時期なので、朝から溝掃除に行きました。去年までは、掃除日を把握していなかったので行けていませんでしたが、今年からはしっかりと作業に加わらせていただきました。
畦塗り作業は、次に来た時でいいかなと思っていたのですが、地域の方から時間があるならやって帰った方がいいとアドバイスをいただいたので、急遽作業をしました。


理想は、雨が降った後の湿った状態の方が仕上がりがいいのですが、スケジュールと天気予報的に難しそうだったので、それなりの作業をして完成としました^^;
田んぼの作業を進めていると、春が来たなという感じがします。